職場では一部の音楽好きとoasisと同年代の方は話に乗ってくれるのだが、大半の人が知らないらしい。それもそのはず、2009年に解散していたのだから。
oasisが再結成した2024年8月27日。この歴史的な復活は、ファンにとって待ち望んだ瞬間であった。そして結成30周年という節目に都内では2つの展示会が開催されている。
今回は、その展示会に足を運んだ体験を記す。
目次
六本木駅で旧友と合流
昼12時ちょうどに六本木駅で旧友と落ち合う。初めて来る場所ではあるが、やはり駅を利用する人々の雰囲気が他とは違う印象を受けた。「イギリスのバンドだから」と安易に考え、少しフォーマルな服を選んだ自分を褒めたくなる。
まずは腹ごしらえにスターバックスへ。実はジャンクフードでも食べて、胃の中まで欧米風に染めたかったが、六本木にはそのような店は少ないようであった。
oasis展示会場へ
13時からの入場となり、最初に音声ナビのアプリをダウンロードするよう案内された。どうやら名曲を聴きながら展示を巡る仕組みらしい。展示会は一部映像作品を除き、ほとんどの場所で撮影可能であるとのこと。ライブ撮影OKが一般的になりつつある昨今、時代の変化を感じさせる。
展示会は「Live Forever」からスタート。ブログでの写真転載は難しいが、会場には当時の貴重な品やギャラガー兄弟のインタビュー映像が展示されており、ファンにとっては心に刺さる内容である。展示会は過去を振り返るものがメインで、歴史や名曲にまつわる展示や背景紹介など、どれも知らないことばかりで新鮮であった。
最後にショップへ足を運んだが、ほとんどの商品が売り切れており、受注生産にする旨のアナウンスがなされていた。ポスターは在庫限りとのことで、自分の狙いは購入できず残念であったが、友人は目当てのバッグを手に入れ、満足そうであった。
気づけば時刻は15時半を過ぎていた。集中していたためか空腹を感じ、麻布十番まで歩いて唯一見つけたフレッシュネスバーガーで軽食をとる。やはりジャンクフードの魅力は偉大である。
河村康輔氏とoasisのコラボ展示会へ
次に向かったのは、現代アーティスト河村康輔氏とoasisのコラボ展示会である。16時にギャラリーに到着。無機質でシンプルな空間が特徴的であり、静かに作品を鑑賞することができた。
河村康輔氏の作品は大学生のころから追いかけているが、今では値上がりが激しい。かつて5〜10万円で購入できた作品が、今では12万円から220万円まで高騰している。人気が高まっている証拠ではあるが、220万円の作品が実際に売れているのを目の当たりにすると、少し複雑な気持ちになる。
展示会で、先のoasis展で手に入らなかったポスターを購入。アクリルキーホルダーも欲しかったが、在庫切れとのことで断念せざるを得なかった。
・音楽を聴くためイヤホン必須:オアシス30周年特別展
・河村康輔の展示会