皆さんこんばんは。カレーにハマっています えもをです。
最近寒くなってきましたね。
こちらの1か月前の最低気温は23℃、今日の最低気温は15℃です。
最低気温ですからね。
1か月で5℃も下がっています。
さて、
本題ですが最近、というよりも数年前から
「春と秋はもう季節から無くなった」という言葉を使ったことはないでしょうか?
かく言う僕ももちろん使うのですが、
日本には今でも素敵な四季折々の顔があります。
まあこれは冗談で、これは会話の一つのネタとしての言葉です。
でも我々の感性は間違ってはいないと思うのです。
本当に無くなったのかと思うくらい、
極端に暑い日寒い日はあります。
そこで今回は、
年号の切り替わりをもとにして本当に無くなったのか
気温の差は如何ほどなのか
気象学的季節で区切りまして、
分類 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 | |
---|---|---|---|---|---|
気象学的季節 | 3月~5月 | 6月~8月 | 9月~11月 | 12月~2月 |
各3か月の平均の「最高」「最低」「平均」で調べていきたいと思います。
※情報は僕の住まいの横浜です。
【目次】
大正(1912年)
こんな昔のデータ残っているのか...と思いましたが、
1897年以降はすべて気象庁HPにありました。すごすぎる。
というわけで、
季節 | 最高 | 最低 | 平均 |
---|---|---|---|
春 | 17.4℃ | 9.4℃ | 13.2℃ |
夏 | 27.6℃ | 20.7℃ | 23.7℃ |
秋 | 19.3℃ | 12.8℃ | 15.8℃ |
冬 | 10.5℃ | 1.4℃ | 5.7℃ |
以上が大正(1912年)の春夏秋冬の気温です。
夏が思っていたより過ごしやすそうじゃないか...???
冬はその代わり寒そう。
続きまして、
昭和(1926年)
あれ、初めは大正と14年しか変わらないんだな。
と思いつつも、
季節 | 最高 | 最低 | 平均 |
---|---|---|---|
春 | 16.3℃ | 6.8℃ | 11.5℃ |
夏 | 27.5℃ | 19.9℃ | 23.3℃ |
秋 | 20.1℃ | 12.6℃ | 16.2℃ |
冬 | 10.2℃ | 0.6℃ | 5.3℃ |
以上が昭和(1926年)の春夏秋冬の気温でした。
うーん、おかしいな。ほとんど変わりませんね。
次!
平成(1989年)
ここからがいよいよです。僕らの感覚を証明してくれ...!
季節 | 最高 | 最低 | 平均 |
---|---|---|---|
春 | 17.9℃ | 10.1℃ | 13.7℃ |
夏 | 26.8℃ | 20.7℃ | 23.3℃ |
秋 | 21.9℃ | 15.4℃ | 18.4℃ |
冬 | 11.6℃ | 4.1℃ | 7.7℃ |
以上が平成(1989年)の春夏秋冬の気温でした。
昭和と比較して夏が変わっていませんね...
それに春秋冬がおよそ2℃ずつ暖かくなっています。
こう見ると温暖化が進んでいるのかもなと思いますね。
そして、
令和(2019年)
最近寒いので冬は昔より寒くなっているかもしれません。
まだ希望はあります。(なんの)
季節 | 最高 | 最低 | 平均 |
---|---|---|---|
春 | 19.5℃ | 11.2℃ | 14.9℃ |
夏 | 28.6℃ | 22.3℃ | 24.9℃ |
秋 | 23.4℃ | 16.8℃ | 19.7℃ |
冬 | 11.8℃ | 4.5℃ | 7.9℃ |
以上が令和(2019年)の春夏秋冬の気温でした。
ざっくり結果
それぞれの春夏秋冬の「平均気温」をまとめました。
季節 | 大正 | 昭和 | 平成 | 令和 |
---|---|---|---|---|
春 | 13.2℃ | 11.5℃ | 13.7℃ | 14.9℃ |
夏 | 23.7℃ | 23.3℃ | 23.3℃ | 24.9℃ |
秋 | 15.8℃ | 16.2℃ | 18.4℃ | 19.7℃ |
冬 | 5.7℃ | 5.3℃ | 7.7℃ | 7.9℃ |
平成(1989年)の夏は、大正昭和 始まりの夏くらい涼しかったですが、
令和になって1.5℃も上がっています!!
やっぱり今年の僕らの「暑い」という感覚は間違っていませんでしたね!
ただ冬は昔よりあったかいらしい。
なんで!?寒いじゃん。
唯一納得できませんでした。昔より寒いはずだと思っていたのに。
春と秋は本当にもう無くなったのか。
さて冒頭の始まりをすっかり忘れて楽しんでいましたが、
本題は「春と秋は本当にもう無くなったのか」という点。
たしかに夏と冬では17℃くらいの大きな気温の変化はありますが、
夏と秋、春と冬ではどの年代も おおよそ10℃の差。
夏と春、冬と秋でもどの年代も おおよそ10℃の差。
すごい。
緩衝材的な役割をしっかり果たしていますね。
僕らの感覚はもう春と秋は消し飛んでいましたが、
季節は、どの年代も、
ほとんど10℃を軸にして等間隔に変化しています。
まあ昭和から平成に、平均気温が季節全体で2℃ずつくらい爆上がりしていますが、
これだけ見ると、国内の自動車保有台数は1965年から1967年を機に増加したらしいので、自動車などの文明の変化が影響で昭和から平成にかけて気温が上がったのかもしれませんね。
こう見ると環境問題への関心も湧いてきます。
要するに、まだ春と秋はある!!!
一言
いかがでしたでしょうか。
興味本位でまとめていたらもう0時ぐらいになってしまいましたが、
なかなかおもしろい結果になったんじゃないでしょうか?
どの年代もほぼ等間隔で進んでいたのはリアルに声出ました。
地球すげえや。
とりあえずギリギリ1日1投稿に間に合ってよかったです。
今も昔も体調を崩しやすい時期になりましたので、皆様ご自愛くださいませ。
本日も読んでいただきありがとうございました。
スターやコメント、お待ちしています。
それでは。